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東京オリンピック開催に伴い、日本初の外資系ホテルチェーンとしてヒルトン東京が開業したのは1963年。以降、西新宿のランドマーク的存在として知られています。
いろんな方の口コミから評価の高いホテルだという印象があり、かねてから泊まってみたいと思っていたホテルのひとつです。今回、初めて訪れてみました。
ヒルトン東京の基本情報
ヒルトン東京へのアクセス
新宿駅からは意外と距離があり、新宿駅西口から歩いて10分~15分くらいかかります。
一番近い駅は東京メトロ「西新宿駅」 (C8出口)で、公式サイトによると徒歩約2分とあります。改札から地下道の距離も含めると5分くらいかかるかと思います。
都営地下鉄の場合は「都庁前駅」A7出口から徒歩約3分です。
ホテルと新宿駅西口京王デパート前のバス停21番乗り場を結ぶ無料シャトルバスもあります。1時間に3本運行しています(2023年現在)
公式サイトの時刻表
駐車場
ホテル地下2階・3階に280台分の駐車場(車高2.1m)があります。
1泊(24時間以内)1,500円、出し入れ自由です。
チェックイン・チェックアウト時間
通常のチェックイン時間は15:00から、チェックアウトは12:00までです。
子どもの添い寝
未就学児(6歳以下)は添い寝無料です。
原則として小学生以上は料金がかかりますが、「ハッピーファミリープラン」など、小学生の子どもの添い寝が無料となるプランもあります。
最寄りのコンビニ
ホテル地下1階の「ヒルトピアショッピングアーケード」の中に『生活彩家』というコンビニエンスストアがあります。
通常の営業時間は7:00-22:00、年中無休です。
そのほか、新宿駅に向かって徒歩5分ほどの距離に大きめのセブンイレブンもあります。
ちなみに、ホテルを出て左(新宿方面)へ1~2分ほど歩いたところに、有名な撮影スポット「LOVE」のオブジェがあります。場所は新宿アイランドの正面にあります。観光客の方々が代わる代わる写真を撮っていました。
ヒルトン東京の館内
正面入り口から入ると、すぐ目の前に華やかなパティスリーが。
右奥には大きなビュッフェレストラン「マーブルラウンジ」があります。アフタヌーンティー、ディナー、いずれの時間帯も多くのお客様でにぎわっていました。
フロントのスタッフさんの対応がとてもスマートで、さすがプロフェッショナルだなと感じました。
ゴールドステータスの恩恵
アメックスビジネスプラチナの特典で私のヒルトンの会員ランクはゴールドなのですが、今回はなんとエグゼクティブフロアのお部屋へ大幅なアップグレードをしていただくことができました。ちなみにヒルトンの場合、エグゼクティブフロアにアップグレードされた場合はエグゼクティブラウンジも利用することができるのでとてもありがたいです。ここ最近は上級会員が増えたためアップグレードをあまり期待できないことが多かった中、嬉しい出来事でした。
そのほか、ゴールド会員はホテルの空き状況に応じて最大14時までのレイトチェックアウトが可能ですが、その日は込み合っているということもあり、13時までのレイトチェックアウトをサービスしていただきました。
廊下がずっと続いています。広い!
お部屋はちょっと和の雰囲気も感じられるモダンなデザインです。障子戸がヒルトンらしいですね。キングサイズのベッドはとてもゆとりがあります。
お部屋から見た新宿の景色。高層ビルが立ち並びます。
テレビとデスク。テレワークも問題なくできそうです。
ベッドの横には一人掛けの真っ赤な椅子と小さなコーヒーテーブルがあります。
浴槽の配置が独特で、ベッドのあるエリアとトイレ・洗面所の間にあります。シャワースペースと一体型なので使いやすいです。
シャワーの水温、水圧は問題なしです!
扉を閉めないとお部屋からお風呂が丸見えですね。扉のデザインが障子っぽくて素敵です。
水回りはシンプルで清潔です。
ヒルトンおなじみのクラブツリー&イブリンのシャンプーアメニティ類。香りが良くて大好きです。
入口すぐ横にはスーツケースを置くスペースがあります。
クローゼットの中の使い捨てスリッパ、アイロン、金庫など。
ペットボトルのお水とお茶、コーヒー類。種類豊富です。急須が置いてあるのはインバウンドを意識しているからでしょうか。
インスタントコーヒー(カフェインレスもあり)、カモミールティー、ペパーミントティー、イングリッシュブレックファストティー、緑茶。多くの種類の飲み物が置いてありました。
湯沸かしポット、マグカップ、コップ等。
冷蔵庫は比較的ゆとりのある大きさです。
ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは37階にあります。ヒルトン東京は38階建てなので、ラウンジからの景色も楽しみです。
客室数が多い分、クラブラウンジもとても広いです。
通常の時間帯もお茶のお菓子が豊富に置いてあります。シリアルバー、柿の種、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ等々。
キャンディ、かりんとう、チョコマーブル。
その横にはアイスクリームマシンがありました!
客席数が多いため、飲み物とお菓子も複数個所に分けて提供されていました。こちらには柿ピー、フレーバー付きのアーモンド、シリアルバーがあります。
紅茶コーナーがかつて見たことのないくらいレベルが高くて驚愕です。お茶の種類の豊富さもすごいですが、お砂糖だけでなくはちみつが置いてあるなんて初めてです。コーヒーに力を入れているホテルは多いですが、紅茶にこれほどのおもてなしの気持ちを込めてくださるホテルはなかなかありません…!ヒルトン東京、ますます大好きになりました。
左から順に、イングリッシュブレックファスト、アールグレイ、ダージリン、アッサム、ミント、ハーブ&ジンジャー、フルーティカモミール、ルイボスクリームオレンジ、ウェルネス(ハーブティ)。パッケージも高級感あります。
冷蔵庫の中にはスーパードライ、ハイネケン、いろはす、カナダドライクラブソーダ、コーラ、ジンジャーエール、トニックウォーター、オレンジジュース、アップルジュース、グレープジュースがあります。カクテルタイム以外でもビールを提供しているとはびっくり!
ティータイムになるとクッキーなどのちょっとしたお菓子も登場していました。
ダージリンティー、お茶菓子ともに午後のひとときを楽しみます。
息子は瓶コーラとチョコレートをお供にゲームに没頭してました。
エグゼクティブラウンジのカクテルタイム
カクテルタイム(17:00~19:00)になると一気にラウンジが華やぎます。
前菜は小皿に盛り付けてあり、さっと受け取ることができて便利です。
酢豚もこのような形だとお洒落に見えますね。
チキンクリーム&バターライス
フレゴラサラダ、ライスサラダ、ピラフ。
ちょっとわかりづらいですがミニケーキもあります。
フォアグラミルフィーユ、春雨サラダ。
夕食代わりになるくらい種類豊富です。炭水化物系のお料理も置いてあるのが嬉しいです。
ヒルトン東京の朝食(ルームサービス)
ゴールド会員の特典で、レストラン「マーブルラウンジ」での朝食、またはルームサービスの朝食のいずれかを無料でいただくことができます。私たちはルームサービスの朝食の方を選択しました。お部屋でお食事をいただけるなんて、庶民にとってはなんだかスペシャルな気分です。
オムレツなどのあたたかいお料理はこのような形で運ばれてきました。
テーブルにぎっしりと並べられたお料理たち。紅茶、コーヒー、オレンジジュース、グレープジュース、お水など飲み物もいろいろ。
ちょうどよい量のフルーツ盛り合わせ。
こちらは和食セットです。
パンはほんのりあたたかく、美味しいです。
朝の新宿の景色を眺めながらの朝食、とても贅沢な時間です。
5階のジムにもちょっと足を運んでみました。24時間オープンしているそうです。宿泊者は無料で利用できます。
マシンがずらり。これなら待ち時間なく多くの人が同時に利用できますね。
もちろんミネラルウォーターも完備。
プールも宿泊者なら無料で利用できます。利用可能時間は7:00~20:00です。プールの大きさは4.5m(2レーン分) × 12m、深さは1.1~1.3m、水温は28度に保たれています。
16歳以下の子どもは大人同伴で利用可能です(おむつ着用の子どもは入れないそうです)
自然光が注ぎ込み、まるでリゾート地のような雰囲気です。
プールサイドにはストレッチポールもありました。個人的にはうれしい配慮です。
タオルはプール入口に用意してあり、お部屋から持っていかなくても大丈夫でした。
プールの後はロッカールームにある大浴場で温まってリラックスできました。
そのほか、屋外にはなんとテニスコートもあります。宿泊者は平日5,000円、休日7,000円(1面・60分)で利用することができます。
ヒルトン東京ホテルの宿泊料金を公開!
我ながら、今回かなりお得な料金で泊まることができたかなと思います
宿泊費(大人2人+小学生1人) 20,976円
駐車場代 1,500円
【合計:22,476円】
ヒルトン東京はお客様の状況に応じて柔軟な対応やサービスをしてくださっているような印象を受けました(今回の滞在ですっかりヒルトン東京のファンになりました!)
なるべくお手ごろな価格で泊まりたい場合、繁忙期を避ければ2名合計で3万円台、運が良ければ2万円台で泊まることができる日が出てくることもあります。楽天やじゃらん、一休.comのキャンペーンやクーポンを併用できればさらにお得になるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そのほか、ヒルトン独自のセールも定期的に行われており、公式サイトからの予約で最大30%オフで泊まれる時もあります(ただし、セールのプランは基本的にキャンセル不可なのでご注意ください)
私もまたヒルトン東京へ癒しを求めてホカンスに行きたいと思います!