THE BAMBOO FOREST/ ザ・バンブーフォレスト★動物園隣接のグランピング

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自然に癒されながら、まるでホテルのように快適な設備でキャンプ体験ができるグランピング。雑誌やWEBなどで見てその存在はなんとなく知っていた程度だったのですが、そんな時「めざましテレビ」で藤岡弘、さんが息子さんと一緒に千葉県市原市にある「THE BAMBOO FOREST(ザ・バンブーフォレスト)」という新しいグランピング施設を訪れて動物園のキリンと一緒に朝食を食べているのを見て、その斬新な宿泊体験に衝撃を受けました。

い、行ってみたい!!

さっそくTHE BAMBOO FORESTのホームページを調べてみると…
平日の最安値でも29,000円、プラス夕朝食代が大人1人につき11,000円、子どもは5,500円、我が家の場合だと3人で1泊の合計額56,600円。
そのお値段に一瞬躊躇したのですが、主人曰く「ふるさと納税の返礼品の宿泊補助券を使えばお得に行けるんじゃないか?」

たしかに!!

と、いうわけで我が家は千葉県市原市にふるさと納税をさせていただき、「THE BAMBOO FOREST(ザ・バンブーフォレスト)」の宿泊補助券をゲットいたしました。

11,000円の寄付で3000円相当の宿泊補助券、34,000円の寄付で10,000円相当の宿泊補助券をもらうことができます。
仮に上記の大人2人+子ども1人で泊まった場合の平日最安値56,600円分を宿泊補助券でまかなうには、千葉県市原市へ192,000円を寄付すればOK(必要なお金は端数600円のみ)という計算になります。

そんな高額の寄付を1か所につぎ込んでしまうのはちょっと…とか、ほかの自治体にも寄付したい!という方は、年をまたいで寄付するのもアリだと思います(我が家はそうしました)たとえば、2021年12月までに10万円寄付、2022年1月になってから10万円寄付、といったような感じです。なお、宿泊補助券の有効期限は6か月となっているようですが、寄付する際に必ず最新の情報をご確認くださいね。

ちなみに、ザ・バンブーフォレストの宿泊補助券を返礼品として扱っている主なサイトはふるなび、楽天ふるさと納税、au PAYふるさと納税などがあるようです。

ふるなび
楽天ふるさと納税
au PAY ふるさと納税

ザ・バンブーフォレストの基本情報

アクセス

ザ・バンブーフォレストは圏央道の市原鶴舞JCTから車で10分ほど、都心からアクセス良好です。市原鶴舞バスターミナルからの無料送迎バスもあるようです。ふれあい動物園「サユリワールド」に隣接しており、市原ぞうの国にも近いです。
駐車場は無料なのですが、15時よりも前に到着すると料金がかかります(私たちはこのことを知らずうっかり14:30ごろに到着してしまい、1,000円の駐車料金を払うはめになりました。涙)また、夜22時~朝8時の間は入出庫不可となります。

チェックイン・チェックアウト時間

チェックインは15時、チェックアウトは11時です。

子どもの添い寝について

中学生以上は大人と同じ料金です。3歳以下(食事なし)は無料です。
4歳以上~小学生以下は下記の通りです。
・大人と同じ食事 8,800円
・キッズプレート 5,500円

お部屋の定員について

小学生以下の子どもは0.5名でカウントされます。例えば、 定員4名のテントに宿泊する場合、大人3名+子ども2名まで宿泊OKということになります。

ザ・バンブーフォレストの設備

まるでイングリッシュガーデンのような緑のアーチが出迎えてくれます。

15時になるまで敷地内には入れないので、フロント前のオープンテラス、またはフロント横のダイニングスペースで待ちます。

ダイニングスペースは雨天時の夕食場所としても使われます。

フロント横ではホットドッグやドリンクなどの軽食も売っていました。

オープンテラスでチェックインまでの時間を過ごしていると、ザ・バンブーフォレストで暮らしているねこちゃんがご挨拶に来てくれました。カワイイ。

ようやく時間になったのでチェックイン。その際、夕食の場所を屋内かテラスのどちらにするか選びます。屋内は17:30 or 19:30の2部制、テラスは17~20時の間で選びます。(おそらく先着順です)
キリンと朝食のオプションもここで申し込みをします。参加費は大人2,000円、子ども1,000円です。翌朝8:25にフロント前に集合して、隣のサユリワールドに住むキリンさんに会いにいきます。朝食後は9:45までサユリワールド園内を楽しめます。一般入場が始まるのは10時なので、貸切状態で動物たちとゆっくり触れ合うことができます。
そのほか、宿泊者の特典としてサユリワールドの入場チケットを人数分もらえます。滞在時に使うのはもちろん、後日利用してもOKだそうです。私たちはキリンと朝食のオプション参加時に園内を十分に堪能したので結局チケットは使いませんでした。後日またあらためて訪れようと思っています!

なお、夜間はフロントが無人となるため、万が一の緊急時は所定の連絡先に電話する形となります。

わくわくしながら今日泊まるテントへと向かいます。バンブーフォレストの名前の通り、青竹が天に向かって凛と伸びていて清々しい空気です。

客室は全部で6室あり、ツリーハウスの01キリン庵、ドームテントの02エレファント、03カピバラ、04ラビット、ロータスベルテントの05キャメル、06ジラフがあります。客室の家具や内装はそれぞれの客室名にちなんだイメージでデザインされており、ひとつひとつ個性のあるお部屋となっています。

ザ・バンブーフォレストの室内

私たちのお部屋は「02 エレファント」のテントです。中に入ってみると…

外観からは想像もつかないほど広くてゆったりとした空間が広がっています!
ベッドは4台あります。

アジアンテイストのファニチャーが素敵です。
自然の環境を満喫するため、当然ながらテレビはありません。持参したポケットWi-Fiは問題なく繋がりました。

天井は高く、開放感があります。冷房も完備されていて快適です!

コーヒー、お茶、ミネラルウォーターなどが用意されています。湯沸かしポットもあります。

使い捨てスリッパとパジャマ。甚平タイプのワンピースです。子ども用は置いてないようで、全て同じサイズでの用意でした。

冷蔵庫の中のドリンクは無料サービスでいただくことができます。なんとビールもあります。が、我が家はお酒が飲めないのでビール→なっちゃん(りんごジュース)に交換してもらいました。
食べ物、飲み物の持ち込みは禁止されているので、基本的には冷蔵庫の中の飲み物とフロント横のフリードリンクスペースを利用することになります。

こちらは宿泊者共用施設のシャワー&トイレキャビンです。客室内にトイレ、お風呂はないので、こちらを利用します。トイレは共用、シャワールームは各お部屋ごとに専用のものが用意されています。

専用シャワールームのドアにはお部屋の名前がそれぞれ書いてあります。一番奥はトイレです。男性トイレは個室1個と小用が1個、女性トイレは個室2個しかないので、時間帯によっては待つこともあります。混み合っていた時はサユリワールド入り口前にあるトイレを利用しました。

シャワーブースにはボトルのシャンプー、コンディショナー、ボディソープが置いてあります。洗面台にはハンド&フェイス用ソープがあります。シャワーの水圧、温度は問題なしです。とても清潔でお洒落な雰囲気です。ただ、換気があまりよくないため夏場は少し蒸し暑く感じるかもしれません。

歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、コーム、コットン、綿棒セット、女性専用アメニティ(クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液)など、アイテムが充実しています。

フロントには宿泊者が自由に利用できるドリンクコーナーがあります。紅茶、コーヒー、オレンジジュース、ウーロン茶などがあります。牛乳のお味が濃厚でした!ぶどうジュースもまるでワインのような良い香りで美味しいです。朝の時間帯にはヨーグルトのサービスもありました。

お部屋で遊べるカードゲームやオセロなどの無料レンタルもあります。

ブランケット、虫よけスプレー、お子様用防水シーツなどのレンタルもあります。私たちはシャワー&トイレキャビンとの行き来用に外履き用スリッパを借りました。

そうこうしているうちにあっという間にディナーの時間です。夕食はBBQコースとなっており、前菜、サラダ、スープ、和牛、ソーセージ、パンケーキなどボリュームたっぷりです。子どもにはキッズプレートが用意されます。キャンプの雰囲気を楽しむべく、私たちは屋外のテラスでいただくことにしました。

前菜、サラダ、スープ、アヒージョが運ばれてきました。美味しそう!

続いて、魚介のホイル包み、和牛、ソーセージ、焼き野菜、パンが到着♪

最初は弱火でじっくり焼きます。香ばしい香りが漂います。

子ども用プレートのメインはチーズハンバーグと唐揚げ♪ボリュームたっぷりです!

デザートにはパンケーキを焼きます。あまーい香りがあたりに漂います。ぐりとぐらを彷彿とさせるビジュアルです。

その日はお天気が良かったので、テラスでお食事をされている方がほとんどでした。日が暮れると一気に気温が下がるので、羽織るものなどを用意しておくといいと思います。夜になると冷え性の私にはだいぶ寒く感じたので、フロントでひざ掛けを借りました。

ディナーを終えると、テントに向かう道はあっという間に違う景色に変化していました。ライトアップされた竹林が幻想的できれいです。夜の静寂に竹の伸びる音がミシミシと響いて、自然の中にいることをあらためて感じます。

息子はランタンを手に森を歩くという経験がいたく気に入ったようでした。

そのあとシャワーを浴びて、早々に眠りにつきました。

そして翌朝。朝はカーテンを閉めていても朝日が少し入ってきて眩しいです。少し早く目が覚めました。外の空気はすっきりとして気持ちが良いです。

フロントのフリードリンクコーナーには、シリアルなどの軽食も用意されていました。

キリンと一緒に朝食

朝食はバスケットに入った洋食セットが配られます。オプションでキリンの朝食を申し込んだ人は、サユリワールド内のキリン舎にあるテラスで食べることができます。

【追記】2022年8月1日以降は「キリンと朝食」大人1名様料金が¥2,000から¥2,500へ変更となりました

キリンさんたちが目の前に!キリンさんたちも感づいて近寄ってきてくれました。すぐに触れ合いたい気持ちをこらえつつ、まずは自分たちの食事からスタートです。

バスケットの中にはたまごペースト、ハム&チーズ、カプレーゼ風サラダ、チキン、野菜ジュースなどが入っていました。そのほか、パン4種とスープが用意されていました。

待ちに待ったえさやり体験♪キリンさんたちは長い舌をペロンと出して器用にえさをくわえます。まつ毛が長くて可愛いです!

キリンさんとのふれあいを楽しんだ後は、一般入場が始まる前までの少しの間、サユリワールドにアーリーエントリーして楽しむことができます。道端には普通にカピバラさんが転がっています。笑。

クジャクさんは朝から求愛中です。結果はあまり芳しくないようです。

とても人懐っこいニホンジカさんがいました。息子と意気投合。

仲良くしてくれたお礼におやつをあげたら、ニホンジカさん大喜び!おやつに気づいたカピバラさんもむっくり起きて近寄ってきました。うさぎさんたちも何かちょうだいと言わんばかりに駆け寄ってきました。とってもカワイイです。ちなみにおやつの入ったバケツは1杯500円で買うことができます。

サユリワールドを出てお部屋に戻り、荷物をパッキングしていたらあっという間にチェックアウトの11時となりました。

ザ・バンブーフォレストの宿泊料金を公開!

今回の滞在にかかった費用は以下の通りです。

宿泊基本料(日曜泊)36,300円
大人利用料(2人)11,000円×2人 = 22,000円
小学生利用料(1人)5,500円
駐車場代 1,000円
キリンの朝食(オプション)2,000円×大人2人 +子ども1人 1,000円 = 5,000円
【宿泊費合計:70,300円】

ふるさと納税寄付 215,000円分の寄付 → 63,000円分の補助券
ふるさと納税自己負担2,000円×2年分 = 4,000円
【実質支払額:11,300円】

私たちは5月後半に訪れたのですが、気候的にちょうどよかったです。特に子どもにとってはとても楽しく貴重な体験となったようで、来てよかったです♪

※2022年8月1日以降は「キリンと朝食」大人1名様料金が¥2,000から¥2,500へ変更となりました

ザ・バンブーフォレストの公式サイトはこちら♪

あえて、気を付ける点などを申し上げると、お部屋には水回りがないので(当たり前ですが)手をこまめに洗えないため、ウェットティッシュや消毒用アルコールなどを持参すると便利です。
夜中や早朝には動物がにぎやかに鳴いたりするので、センシティブな方は就寝用に耳栓やアイマスクがあると安心かもです。

テラスで食事をしている時など、足やカバンにアリが登ってきたり、小さな虫がぶんぶん寄ってきたりすることもあります(とは言ってもすごく気になるほどではありませんが)自然の中なので、虫や動物たちと共存する必要があることをある程度理解したうえで泊まる必要があるのかなと思います。

快適な環境でたくさんマイナスイオンを吸い、自然や動物たちと思う存分触れ合うことは大きな癒しとなりました!家族はもちろんカップルで滞在するにも素敵な場所だと思いました。きっとこういった滞在スタイルがこれから増えていくのでしょうね。またニホンジカちゃんたちに会いに来ようと思います♪